【 魔太郎が来る/藤子不二雄 】
生まれて始めて買ったコミックスが、これでした。
捨ててはいないので家のどこかにはあるはずですが、同じ藤子不二雄でも、「コレでなくて良かったんじゃないの?」と、言われそうですね(笑)
そんなわけで、家のどこにあるのかわからないものですから、ここの画像は拾い画像です。すいません。
しかし、後の情報によると、雑誌掲載時と単行本では、ずいぶん違う話もあるのだとか。理由は、残忍すぎるから、とのことのようです。
なにしろ、魔太郎から復讐される連中は、良くて半殺し、命を落とすことも珍しくなく、あるいは一生立ち直れないような大きなトラウマを与えられるなど、とにかく再起不能になるとのこと。
従って私が手にした4巻も、いくばくかは表現が穏やかに改変されていたのでしょうけれど、それでも気持ちが晴れたものです。
後半は、特殊能力をもった家族(特に赤ん坊)が魔太郎のライバル的存在になり、オカルト対決的な流れになるようです。一部は読んだこともあるのですが、いじめられっ子が復讐して、成功して、スカッとする、という流れではなくなるため、その気持ち良さというか、解放感というか、そういったものが得にくくなっていました。魔太郎がしてやられるシーンも少なくなかったように思います。そんなわけで、最後まできちんと読んでませんし、コミックスもこの1冊しか所持しておりません。
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