【 吉田秋生 ベストレセクション 】
さすがに古い作品もはいってるのか、絵柄の違うものがありますす。
ああ、当時、少女まんがって、こうだったんだな、と。叱られるのを承知で言えば、田淵由美子さんぽい作画もあるように思います。
いまや、ホードボイルドと、ハートウオーミングを両方を手がける作家だが、どちらにも感情移入してしまいます。
高校野球を舞台にした「最後の夏」、ウィンブルドンと兄弟対決を扱った「解放の呪文」、昔から日本の諺をモチーフにした「きつねのよめいり」、海外を舞台にした「のっぽのアリス」「ナサナエルの肖像」他、2編が収録。
えーと、なんでこんなところに短編集を持ってきたかといいますと、コミック収納袋やボックスの大きさの都合です。それらサイズに合わせて単巻ものとか入れて、隙間ができないように積めたりするものだから、不意にこういう作品も登場りたりするのですよ。
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