【 Race Queen Angel/矢野健太郎 】
4人しかいないはずのレースクイーンのチームになぜか5人目がいて、「あれ? メンバー増えた?」の質問に、みんなが「NO」と答えます。
でも、カメラ小僧のタカユキには、なぜか5人目のイコちゃんの姿が見えます。
おまけにこのイコちゃんが超スケベ。しかも、座敷童。
座敷童というのは、幸運をもたらす妖怪で、そのおかげでタカユキがモテモテになってしまい、やり放題。
このやり放題のハチャメチャなシーンが連載時におけるひとつの見ものなのですが、タカユキも迂闊なヤツなのです。こんなにモテモテになるならもうイコは必要ない、なんて宣言します。
こらこら、座敷童がどういう存在かわかってんのか? 感謝の念をもってもてなすならともかく、追い出すとは何事?
座敷童は去ってしまいます。おかげでタカユキはさっぱりモテなくなってしまうのです。
単行本のページ数の関係で、異なるシリーズというか読み切りが1本掲載されてます。が、これだけがヤングキング系列に掲載された作品で、そのおかげで大都社から単行本になったのかな?
それはともかく、またしても掲載誌休刊による終了です。
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