【 バード/青山広美・山根和俊】
麻雀漫画です。麻雀漫画雑誌も麻雀漫画も基本的には私はテリトリー外です。でも、例外もあるわけです。
この原作者・作画家は、少年チャンピオンでなじんでいました。そちら(またいずれ紹介しますね)では麻雀に限らず、ポーカーやバカラ、ルーレット、ダイス、サバイバルゲーム、ロシアンルーレットに至るまで、様々な種目に加えてオリジナルのギャンブルまで登場しますが、本当は麻雀が一番描きたいことなのかもしれませんね。
私は麻雀をやらないので、ガチな麻雀漫画は無理です。
その理屈でいけば、ゴルフもやらないのでゴルフ漫画はテリトリー外なんですが、プロゴルファー猿(いずれ登場します)は好きです。ゴルフの基本的なルールもこの漫画で学びました。やはり少年誌連載でしたから、解説や説明 には力を入れたのでしょう。
さて、「バード」ですが、実はこれ、麻雀専門誌連載ながらも、本格的な麻雀漫画ではありません。
イカサマ雀士姉妹「天使」を潰すために、日本競技麻雀連合が、やはりイカサマの名手である「バード」に、協力を依頼するのです。
つまり、いかにイカサマをするかを魅せる作品です。
これ以外の麻雀漫画は、「牌の音ストーリーズ」しか所持してません。みやわき心太郎(ザ・レイプマン、で、物議を醸した方です)先生の作品です。みやわき先生は、「麻雀をやらない編集者は信用しない」と言ったとかいう話を何かで読みましたが、まあそれだけ麻雀好きだったということなのでしょう。
しかし「牌の音ストーリーズ」も、麻雀の競技を漫画にしたのではなく、麻雀を通して「生き方」を描いた作品なんですよね。この作品についても、そのうち書きますね。
話を元にもどしましょう。「バード」は全3巻、うち真ん中の2巻が未入手のままとなっております。
話がそれてばかりいるのも、実は2巻がなくて、ストーリーの流れがよくわかってない、というのもあります。多分、この2巻がすっごくポイントなんだと思います。
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