【 プラネットラダー/なるしまゆり 】
実は全巻は持っていないのですが、高河ゆんさんがお好きならとお薦めシていただき、その時 書店にあったのをいくつか購入したような記憶があります。
写真、ご覧のとおり、主人公の女の子、めっちゃ可愛いし、甘い雰囲気あるし、書棚に並んでいる巻を全部買いました。
第1巻の時点では、どんどん状況に巻き込まれて、ひたすら翻弄されます。しかし、かぐらは精神的にどんどん成長し、状況も理解して、後には、ヒロイン的な動きをするようになります。貝やそこに存在する人々を救おうとするわけですね。世界を守もらなければ、という自覚に徐々に目覚めてゆくわけです。
だけど、守れないのです。いくつかの界は滅び、また、いまにも滅びそうな状態にあり、滅亡を待つばかりとなります。
しかし、それらの滅亡を覚悟した上でなら、ひとつの界だけをなんとかすることはできそうです。
最後は、崩壊した(させた)界のエネルギーによって、残された界(あるいは、新たに産み出した界)において、人々が日常生活を営む様子が描写されています。カグヤもその界で、未来の人類のために、着実な歩みを始めようとします。そんな物語です。全巻がもともと揃っていないので、作品への理解度が低く、申し訳ありません。
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