【 CYCLAND/高河ゆん 】
高河ゆんファンなら欲しいだろうなーと思う一冊。自伝とか、描き下ろしとか、エッセイとか、その他色々。
「キャプテン翼で同人誌を極めた人だったんだあ」と、この本を読んで知りました。
発行が1991年なので、自伝といってももう昔の話で、それ以降に刻んだ歴史の方が、プロの漫画家としてのボリュームはずっと厚いわけですが、それでも青春の頃のエピソードというのは、色褪せないものですね。
同人活動をしてるときに、「若草物語を漫画にするのですが、アナタ、描きませんか?」と、声がかかったのが商業誌の始まりのようです。その若草物語、なぜか持っています。多分、最初に出されたものではないと思いますし、書店が勘違いしたのか、最初からそのつもりだったのか、文学作品のコミカライズとかではなく、普通のコミックコーナーに置いてあったので、手にすることができたんでしょうね。
貴重本として、手元に残してある一冊です。
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