2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
転校生の佐藤くんは、なぜか同じクラスの田中さんに吸血鬼だと見破られてしまいます。田中家には代々「吸血鬼には気をつけろ」という家訓があるのだそうです。 さて、佐藤くんが転校してきたのは、70年前に恋をして振られ、余命少なくなった田中さんの祖母に…
パチンコ屋なんぞに行かなくなって10年以上、もしかしたら20年近くになるかもしれません。 こんなことしてちゃダメだ、とか思ったわけではなく、いつの間にか自然と足が向かなくなったのです。 でも、漫画は買ってしまいました。 6百万円を越える借金を、会…
人質立てこもり事件が発生しました。被疑者はどうやら猟銃まで持っているようです。目的が何なのかはわかりませんが、とりあえず「昼食の出前を持ってこい」という要求です。 そこに白羽の矢がたったのが、ある1人の婦人警官、日野まる香です。家業は蕎麦屋…
ラブコメ。僕はわたべ淳先生が好きだったし、レモンエンジェルのファンでもありました。 なので、随分たってからの「2」ですが、書店で見かけたときには飛び付いてしまきました。 でも、自分自身が年齢を重ねたこと、また、女性経験を重ねたこともあってか、…
カペタ。これは主人公の名前、かっぺいた、から来ています。まあ、ニックネームですね。 4輪レースのマンガです。 勝った負けた、てな話だけでなく、主人公を取り巻く人々それぞれの生き様にも触れ、またレースを続けることの資金面での困難さなども描かれ…
表題作は読切もので、全6作。男と女、恋愛、セックスなどがテーマになっています。 毎回、違う主人公、違うストーリーです。 成年漫画寄りの青年漫画で、毎回エッチシーンがありますが、何かがちがいます。 女性作家がエッチシーンを含む男性向け作品を描く…
高河ゆんファンなら欲しいだろうなーと思う一冊。自伝とか、描き下ろしとか、エッセイとか、その他色々。「キャプテン翼で同人誌を極めた人だったんだあ」と、この本を読んで知りました。 発行が1991年なので、自伝といってももう昔の話で、それ以降に刻んだ…
主人公、大沢公はホテルの料理人をつとめていましたが、大量の料理を作る「歯車」であることを嫌い、1人1人に心を込めた料理を出すために、公邸料理人に転身します。 この作品で唯一、違和感を覚えるのは、ここ。 それなら公邸料理人でなくてもいいじゃな…
高校生になった岬一は、おじいちゃんの経営する喫茶店で、「ちゃんと働きたい」「じいちゃんのようになりたい」と宣言します。岬一は小さな頃からおじいちゃんの背中を見て育ち、いつしか跡を継ぎたいと考えるようになっていたのです。 と、こんな話のどこが…
一時期、毎週コミックモーニングを欠かさず購入していました。その時に連載されていたのが、この「沈黙の艦隊」でした。 既にストーリーはある程度進んでいたものの、全く理解できない、というわけではありません。たった1艇の潜水艦で、世界に対峙している…
クロードとは、主人公の名前。クロード・バターメイカー。日系三世のアメリカ人。もうひとりの主人公、いわゆるヒロインは、小野寺せつ。母、小野寺あやかが経営する居酒屋「あやか」の店員(?)です。 タイトルから想像がつくと思いますが、酒造りのお話…
あの「宇宙戦艦ヤマト」の物語から1000年。 古代進と名乗る青年はどうやら32代目。かつてのヤマトの乗組員は、その名前は踏襲しているらしい。そして、先祖代々受け継がれている「腕時計」を所持・使用していました。 とはいえ、もはやヤマトは過去の…
主人公、家路久は、優秀な銀行マンでした。単身赴任中、室内で七輪で餅を焼き、一酸化炭素中毒になます。それが原因で記憶喪失に。 その事故の直前の久は、離婚して妻と娘を置いて家を出て、直後に新しい奥さんと結婚していました。再婚後、息子が生まれます…
不運続きのコージ。2か月前に勤め先が潰れて無職になり、先月には彼女にふられ、いいこと無しです。そのコージは、1人の女の子がガラの悪い男二人組に絡まれている所に出くわします。基本、ビビりなのだけれど、「おーい、ノリコ、何やってんだ?」と、さも…
1巻と表記はありますが、Wikipediaによると、「全1巻」とあります。…どうりでその後、見かけないなと。 そもそも、仁義Ⅱは仁義の続きではなく、サイドストーリーなのだとか。 続編は、仁義Sやら、仁義零やらだったのですね。 ヤングチャンピオンは定期購…
男子と女子では、ある年齢までは女子の方が早く大人になりますよね。だから、同学年、幼馴染み、っていう関係だと、女子の方がどうしても精神年齢が高く、おませさんになりがちです。 そのせいでしょうか、同じ高一なのに、かずやは主導権を碧に握られていま…
今回の主人公は高校生。といっても、彼ら彼女らは、普通の高校生ではありません。 3歳の時から、この全寮制の学校にいたことになっています。特に優秀な子どもを集め、政治家や財界人となるために高度な教育を施すための施設、と生徒たちには説明されていま…
はい、間違ってます。 おっしゃる通り、こんなことで、ラノベが作れるわけがありません。 (38-115)
小山田いく先生の作品ですから、じゃあハートウォーミングなお話なんですよね、と考えたアナア。まあ、それはそれで正解です。 獣医さんにスポットをあてた小山田作品は、他に「風の宿」というのがあります。諷子という少女が主人公で、父親が腕のいい獣医で…
この作品あたりからでしょうか。むつき先生の作品がエロオンリーから、エロコメ路線に変わってきて、ストーリーに骨格が加わり始めます。 バンドメンバーと揉めたギタリスト玲児が、迷子になっている温子をナンパから救ったのは偶然ですが、温子が探していた…
ええと、まあ、エロ漫画です。そんなにそっち系を買ってるつもりはないんですけど、書棚というか書庫というか、漫画整理用ケースからひっぱり出して、順次紹介してると、けっこう出てきます。ああ、恥ずかしい。 だったら書かなきゃいいんですが、なにしろ漫…
ペリカンロードの2作目です。Ⅱ(以後2と表記)という限りは前作があるわけですが、時系列では初作の後ではあるもののストーリー的には続編ではなく、新たな物語です。 前作は、バイクがかなり重要な位置を占めており、バイクを通じて成長する青春もののよう…
タイトルがおしゃれですね。何かの漫画誌を定期購入してたときに、連載されてたように、思います。 ただ、読んではいませんでした。年齢層が違う(僕の方が低かったのでは?)し、なんとなくおしゃれなラブストーリーのように思えて、どうせ自分には縁がない…
オンラインで知り合って待ち合わせしてるはずが、「えりな」はやってきません。 すっぽかすような感じではなかったのになあと思ってるところに、おずおずと現れたのは、ショートボブ、地味眼鏡、小柄で童顔の子。ネットでのやりとりはそれなりにエロいのに、…
え? 3巻で完結ですか? エッチな漫画を描きたくなられた、ということでしょうか。グルメ漫画の新境地だったのになー。残念。 グルメ漫画の代表格といえば「美味しんぼ」ですが、吟味された材料とか洗練された調理法とか連綿と続く伝統とか、解説と蘊蓄によ…
病院で夜勤の看護師からフェラしてもらおうとか、おとこどもの妄想を映像化しただけですよね? と、いったら酷評にすぎますか? このテの短編ものがお好きな方がいるのは事実でしょうけど、退院する前にゴミ箱行きでしょうし、同じエロ話でも、どこか心に触…
「ばうんさー」とは、用心棒のこと。その複数形が、タイトルです。 中学生2人、高校生1人の合計3人の美少女と、浪人生のヤサ男(従兄弟)の同居物語です。 複数形なのは、女の子達が、ヤサ男の用心棒だからです。 3姉妹のお母さんは、旦那に先立たれてい…
ご存じ、手塚治虫先生の大作です。 以前、「火の鳥」のことについてフェイスブックだかツイッターだかに書いてみたら、「ブッダも、『火の鳥 東洋編』として最初企画されたものですよ」とコメントしてくださる方がありまして、そういえば「ブッダ、何冊か…
別にエロを期待してたわけではません。そういうシーンも有りなストーリーだろうなと思ってはいましたが。 でも、エロ漫画でした。 私の持論でしかないのですが、エロ漫画は(作り手にとって)難しいのです。一定のページをソレに割かなくちゃならないし、そ…
通信教育で空手を習得し、女の子の目の前で不良をやっつけるシーンを夢想をするような情けない男、乾純(あだ名が「イヌ」)の、ひと夏の経験を描いた物語です。 「みうらじゅんの性春自叙伝を喜国雅彦がコミカライズ」という触れ込みで、映画製作に合わせて…