【 ブッダ/手塚治虫 】
ご存じ、手塚治虫先生の大作です。
以前、「火の鳥」のことについてフェイスブックだかツイッターだかに書いてみたら、「ブッダも、『火の鳥 東洋編』として最初企画されたものですよ」とコメントしてくださる方がありまして、そういえば「ブッダ、何冊か持ってなかったっけ?」と、探してみました。ありました。ただし、文庫で3巻まで。潮版の文庫では、全12巻のようですね。
見た目、細いのですが、200ページ以上あります。
紙質の問題なのでしょうかねえ。弱っちい紙質で薄いと困りますが、強い紙質なら、薄ければ薄い方がいいです。
これならiPadに勝てます。ポンと鞄に放り込んでおいて、栞の挟んであるとこから、じわじわ読めばいいんですから。そりゃあ重厚なデスクの前に腰かけて、ノートをとりながら読むような学術書もいいでしょうけど、漫画は電車バスの中や、寝転がって布団の中で読みたいものです。
ところでこの文庫、潮漫画文庫で、この出版社って、創価学会の出版社じゃなかったっけなあ?
でも、潮出版社の場合、著者が創価学会会員かどうかは問わない、ということのようですね。
絶版にはなっていないみたいなので、定年退職でもしたら、最後まで読んでみまいものです。解説もしっかりついてますし、まさか仏教系の出版社がこれを絶版にすることなんてありえない、と信じておきます。
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