【 桜色ブリザード/むつきつとむ 】
同じ作者の成年コミック短編に似たような設定がありました。雪山で遭難した青年が雪女の里で救われて、そのかわり人口減少に歯止めをかけるべく、子種をおいてけと拉致されてまう読み切り作品でした。
桜色ブリザードは、青年コミック連載でコディ。
雪女が「雪女の里」から人間の世界にやってきます。
雪女の里とは、雪だるま型の通信機(ただし、人間の世界と雪女の里との通信状態はあまりよくないらしい)でやりとりが可能で、条件が整えば往来もできます。
その結果、雪姫とか人間界に来た雪女の姉だとか、主人公の男の子の母親や妹やらからんできてのドタバタです。
でも、やっぱりそっち系が期待されての執筆依頼でしょうから、そういうシーンはそれなりにあるのです。そっち狙いの人も、楽しめます。
エッチな描写、確かに皆無であれば、つまんないかなーと思うものの、青年誌ならほのめかす程度で済むのにな、とか、ストーリーに重きをもう少しおいた方が面白い作品になったかなとか、感じることはありました。
まあ、女性が、可愛いし、エロとのギャップ萌えが良いんでしょうかね。
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