2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
六道先生の「ホーリーブラウニー」とか、「エクセルサーが」が好きで、期待して買ったですけれど。 うーん、これはちょっと、なんといいますか、すいませんよくわかりませんでした。 俗に読解力といいますが、漫画にもそれは必要なんだなと、実感した私大で…
鉄道旅行気って、楽しいですよね。これ、面白い作品です。帯によると、女性の一人旅が楽しめるツボがギュッと詰まってて、読むだけで旅行気分が味わえる、とあります。 まあ、その辺は、読者がこの作品を読むときのスタンスとか、感性の違いとかがあるので、…
気持ちがすさんでるときに、慰めてくれるもののひとつが、私にとってはアニメです。 シフト制なので、毎週何曜日の何時とロックオンすることはできませんが、帰宅してたまたまつけたチャンネルで、「これ、いい!」と、思えるものをやってたりする、というの…
クラスで一番地味。一番遊んでなさそう。一番真面目でお堅そう。 中学の卒業文集アンケートで見事地味の三冠王をとった美弥は、高校入学と同時にイメチェンのために派手な髪型に挑戦してみました。 少女漫画の画風に思えたのですが、男性向け寄りのコミック…
架空の鉄道会社を舞台にした鉄道マンの成長物語です。 架空の世界が舞台なんて、フィクションにはゴマンとあるわけですが、鉄道好きとしては、現実にあるものを愛好しているせいでしょう。どうしてものめり込めませんでした。 そんなの飛行機だって現実にあ…
短いながらも強烈なインパクトを与えるタイトルです。 「呪い」といっても文字通り呪術的なものもあれば、オカルトとは無関係な比喩的表現もあります。 この作品の場合は、オカルトではありません。「このマンガがすごい2017」で2位なのだそう。 話はそれま…
砂漠を旅する少年カザンは、盗賊に襲われている王女ファーナ一行に出会います。腕っ節には自信のあるカザン、砂漠では貴重な水と引き換えに、王女一行を助けることに。 盗賊の一味は全滅。しかし、度重なる盗賊の襲撃で徐々に王女一行もその人数をへらし、と…
下世話なタイトルですが、ここに登場するメニューは、そりゃあもう読んでいるだけでヨダレが出そうなものばかり。 この店には一流の料理人による素敵な肴が用意されているのです。 男が静かにうまい酒と肴を楽しむ店、というコンセプトで運営されています。 …
おそらく知名度ほぼゼロの作家さんです。そして多分「恋ヶ窪スケッチブック」や「紺碧の國」などの長編にでも出会わなければ、読者がこの作家に注目する事もなさそうな気がします。 この作品集「夢で逢いましょう」も、佳作の域にたっしているとはなかなか言…
「あぱるとめいと」は短編集で、いくつかの作品が収録されてますが、「あぱるとめいと」タイトルでは継続連載のようで、そのため巻数表記がなされています。 多くないページ数にエロシーン必須の作品なので、ストーリー的に深く掘り下げられることはありませ…
あとがきに「目指したのは昔の少女漫画です」と、あります。なるほど、そーなんですか。 美術予備校に通う女の子、桃寧(ももね)を主人公にした、春、夏、秋、冬、そして2度目の春の5つの物語。 絵のお勉強をしたり、男の子との出会いがあったり、モチーフ…
エッチな題材を扱う漫画家さんで、結構好きでした。「えっち」は確か全巻持ってたはずです。家の中に分散してる漫画置き場を漁らないとみつかんないと思いますか(そういった整理をかねての、このリスト作り&レビューですが) でも、この作品は「復讐劇」に特…
原作、稲田耕三。主人公、稲田耕三。稲田耕三先生の小説(自伝)をマンガにしたものです。原作と作画だけでなく、「脚色 吉岡道夫」とありますから、漫画として成立するように、また、読者により伝わるように、手が加えられているものと思われます。 ネット検…
好きな作家さんなので、とりたてて直江兼続に興味があったわけではありませんが、どんな風に料理されてるんだろうと手に取った一冊です。残念なから、この作家さんの良さが、あまり出ていないような気がします。 戦国武将列伝というというシリーズの一環なの…
これがどの程度の名作なのか良くわからないのだけれど、明らかに貴重本だと思います。なにしろ、サンストロベリーコミックスというレーベルで、その中でも話題になった作品ですからね。 今でもネット上で、さまざまな「あらすじ」「解説」「作品紹介」が出て…
かつての恋人、陽子の死。そして、遺族から伝えられた現実。「この子はアナタと陽子の子なのです」と、知らされます。 俺の、子供? 笠間は突然のことに、状況がつかめません。 笠間には確かに陽子という恋人がいました。しかし、既に別れています。別れの理…
ブラックジャックと聞いて、手塚治虫先生のマンガを思い浮かべるか、トランプのゲームを思い浮かべるか、アナタはどちらでしょうね(笑) ちなみに「によろしく」は、同じく手塚治虫さんのマンガ、「ブッキラによろしく」からきてるのだそう。これは気づきませ…
重厚な門構えの純和風建築。表札は「巽組」。どうみてもやくざの本拠地です。ペットショップ「いぬい」から餌の配達に来た若者はそれだけで怯みますが、「鍵は開いてるから玄関まで持ってこい」とインターホンから指示。言われた通りにしようと庭に入ると、…